アゲハの幼虫を何匹か育ててみて、最終的に落ち着いた飼育セットをご紹介します
サナギになるための止まり木として割り箸を入れたり、スロープ的なものを作ったりとあれこれ試しましたが、そんなもの全く必要ありませんでした
必要なのは・・・
- 飼育ケース
- キッチンペーパー
- オアシス
- アルミホイル
の4点です
飼育ケース
100均に売ってる100円の飼育ケースです。ただし、クロアゲハは大きいので、1ランク上の300円の大きめケースがおすすめです
飼育ケースの壁はプラスチックでツルツルですが、幼虫は糸を吐いて足場を作って器用に登るので、余計な心配は無用です
キッチンペーパー
飼育ケースの底に敷くのに1枚、飼育ケースの蓋に挟み込むのでもう1枚の計2枚です
底に敷いておくと掃除が楽です。アゲハの幼虫の糞は乾燥してコロコロしているので敷かなくても簡単に掃除できますが、最後に水っぽい便をするので、底に汚れを吸収するものを敷いておいた方がよいです。羽化するときに体液が落ちる場合もあります
蓋の方ですが、最初は不織布を使っていましたが、手軽に手に入るキッチンペーパーでいいかなーということでキッチンペーパーに落ち着きました
蓋にキッチンペーパー挟む理由は3つ
- アオムシコバチなど、アオムシに寄生する虫の侵入を防ぐため
- 万が一サナギが寄生されていた場合、虫が大量発生するので、それがケースから出ないようにするため
- サナギになる時や羽化する時の足場として
室内で育てる場合、2は要注意です
オアシス
オアシスはフラワーアレンジメントなどで使う緑色のすごく水を吸収するスポンジです。これも100均で売ってます
最初は葉っぱの茎部分を水を含んだティッシュを巻いて、アルミホイルで包んでいたのですが、だんだんめんどくさくなって、オアシスを使うようになりました。葉っぱを差し込むだけなので楽チンです
でっかい塊なので、カッターで小さく切ります(切るときにカスがすごく出るので外でやった方がいいです)。あとは、乾かないようにちょくちょく水をかければOKです
アルミホイル
これはオアシスの水分がキッチンペーパーに吸われないようにするために利用します。なので、水を通さなければ、プラスチックの板でも、牛乳パックでも何でもいいです
では実際にセットしてみます
こんな感じ
実際にレモンの木にいる幼虫を捕まえて入れてみます。ここで登場するのが濡らした筆です。これを使えば幼虫をひょいっと簡単に捕まえられます
捕まえて入れました
あとは蓋をして準備完了です
入れたばかりの幼虫ですが、最初のうちは慣れないのか、ケースの壁を登ったりしますが、そのうち葉っぱの上に落ち着くと思います
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